2000年の党大会で委員長になった志位委員長は2001年に訪米するとの計画を言っていたがあれから2年近くなるがあの計画はどうなったのか。もし訪米が実現すれば共産党の委員長としてはじめての訪米になる。その意味は重要である。アメリカを敵視している共産党であるからこそ敵を知ることは重要であるが、残念ながら宮本、不破、志位と3代の委員長で訪米したことのある人はいない。他の共産党の首脳にも訪米したことのある人はほとんどいないのではないか。かつて同様にアメリカを敵視していた旧日本軍首脳も東条首相以下アメリカに行ったことのある人はいなかった。そういう人たちが簡単にアメリカと戦争をはじめてしまった。
アメリカに行ったことがあり、アメリカを知っていた山本五十六連合艦隊司令長官は対米戦には反対だったといわれる。共産党もかつての軍首脳と同じ間違いをしないためにもアジア重視で中国等へばっかり行くのはいいがアメリカにもぜひたとえ観光旅行であっても行くべきである。