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仕事しなくても生活を保障してくれるなら、仕事は要らない

2002/6/28 ケイエス、40代、失業中

 義務教育を受ければ、生活に困らない能力を修得出来ると思いきや、職業高校、大学と長期間の教育を受けても、直接は社会に出ても通用しません。
 一昔前は、企業が、企業に適合する教育を行なったが、今は即戦力を求め、企業自身での、教育をしなくなっているのが現実です。
 企業が求める資格を持っているからと言って、仕事に就ける保証の無いのが現実。資格と言うが、高年齢になれば、取得も難しくなります。仕事自身適合力も狭くなります。
 働くところが無い人を、憲法の元、国が生活を保障してくれるなら、無理に仕事などしたくは有りません。
 就職先が無ければ自分で仕事をと思っても、いろいろな制約、お金は勿論、資格、許認可、それだけでなく、大企業優位の社会では、個人で仕事を始めても、借金地獄に陥るだけです。
 労使、どちらにも言い分は有るかと思いますが、人間が生きる上で何を最優先にすべきか考えるべきです。仕事の能力が、例え乏しくても、生活出来る収入を得られないと言うことは、死ぬか、犯罪に走るかの選択になる事を知って欲しいです。
 野生動物の世界は弱肉強食です。他の弱い動物の命を奪って生きています。殺しを行なっても犯罪になりません。
 人間社会、弱肉強食を主張するなら、法律も、政治も無いのと同じです。