東京・中野区長が9日投票、10日開票しました。民主・自由各党推薦の元区行政改革課長の田中大輔氏(50)が21986票で初当選しました。自民党推薦前区議の篠国昭氏(61)が20515票で落選し、社民、新社会、共産各党推薦の元社会党都議の高山真三氏(65)が21457票で健闘しました。投票率33・42%でした。
高山氏の健闘は社民党と新社会党、日本共産党の結束の勝利です。中野革新区政は教育委員の任命制から公選制に切り替えて、教育現場や父母、子どもたちの声を取り上げてきました。教育委員には教育評論家の俵萌子さんを採用しました。マスコミや地方自治体からの問い合わせがありました。革新区政から自民党言いなりの区政になってからは教育の充実の声を強めるために革新区政の復活が求められていました。
高山氏の健闘は30日投票の大阪・東大阪市長選挙に大きな影響を与え、国政にも大きな影響を与えます。長尾淳三市長の当選で金権腐敗が横行する東大阪市にさせずに、「中小企業の町の復権」できるようにがんばります。