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選挙の勝ち負けに関係なく、筋を通さなければダメ

2002/6/17 新谷、40代、無職

 革新では、勝てないから、共産党は無駄な選挙はやるな、という意見について。
 そんな負け犬根性では、いつまでたっても、左翼は強くなりませんよ。勝負の結果は度外視して、候補者を立てなければならない選挙もあるのですよ。問題は、どうやって、左翼の力量を強くしていくか、左翼の主張をどうやって、多くの有権者の間に浸透させていくかです。それを、我々は、考えるべきです。仮に、保守系や中道系の候補者を推さなければならなかったとしても、左翼の力量が強かったならば、それらの候補者に、何らかの改革路線を歩ませる事ができます。そうでなければ、推した候補者は、結局、保守・反動に屈服してしまうでしょう。
 逃げ腰の姿勢からでは、何も生み出せないし、かえって力量を弱体化させていくだけでしょう。それに、有権者の信用を失う事にもなりかねません。勝ち負けのことを、あれこれ考えるよりも、きちんと筋を通さないと。
 今の京都府議会も、京都市議会も、知事・市長与党、対、共産党という構図になっています。そうしたら、与党の方は、それぞれの政党の個性というか、特色というのを無くしてしまって、のっぺらぼうになってしまっているのです。政党としての独自の特徴を打ち出し、特色を持っているのは、共産党だけなのです。府議会でも、市議会でも、知事や市長に対して、党独自の主張を言っているのは、共産党だけです。与党各党は、知事や市長に対して、独自の主張をするわけではなく、知事や市長の提案に賛成するだけなのです。私は、共産党に、そうなって欲しくはありません。
 それにつけても、考えさせられるのは、社会党の凋落ぶりです。関西地方に関して言えば、選挙の時に、独自候補を立てていた時、あるいは、社共共闘で闘っていた時、社会党はそんなに弱くなかったですよ。社会党が、本当にダメになったのは、自民党と組むようになってからです。党利党略で、革新的な主張を引っ込め、自民党や公明党と組んでからなのです。
 以上、舌足らずですが、私の考えを述べてみました。皆さんの意見は、どうでしょうか?