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共産党の首長選での闘い方

2002/6/19 高弘、30代、会社員

 普通に考えると首長選では、共産党が単独で候補者を擁立しても当選確率はゼロに近いでしょう。勝てないのに何故単独で候補者を擁立するのかは、自分には分かりません。ただ共産党候補が首長選で勝てないのは、民主党や社民党が自民党の協力をしているからです。自民党と公明党の相乗り位では革新系の候補はそう負ける事はないと思います。
 2000年衆院選比例代表では民・社・共で45.8%、自・公・由で52.3%なので革新と保守は、数の上では拮抗しているはずです。しかし本来革新陣営にいるはずの民主党と社民党が、保守陣営に鞍替えされたら革新陣営は勝負になりません。
 選挙民は、候補者がよほど特別な人物でないかぎり、どこの政党が公認(推薦)しているか位しか投票の目安にしません。だから共産党の取るべき戦略は、民主党と社民党を革新陣営に何が何でも引き込むことです。そうすれば数の上で充分対抗できるようになり、それによって選挙戦が盛り上がれば投票率も上がり革新陣営に有利になるでしょう。