江東江戸川総支部に所属する新社会党員です。
高弘さんは、地方自治体首長選についての過去の経緯を分析して、他の野党は共産党と共闘しない、野党共闘は困難とされ、少なくとも共産党が昔の社会党くらいに大きくならないとダメとおっしゃっているようです。
わたしも、そういったような現状があることは認めます。
でも、徳島の例もありました。中野区長選もありました。
特殊な事情かもしれませんが、野党共闘が出来たところもあるのです。そうであれば、そういう特殊な事情を作り出すために、われわれが奮闘し、党(わたしたちにとっては新社会党、さざなみの人たちにとっては共産党)を、そして野党と国民世論を動かしていくべきだと思います。
経済の危機、国民生活の危機下にあって、「困難」と済ませて放っておくことはできないのです。
わたしにとって、社会変革とは、出来たらいい理想や願望などではなく、実現しなくては自分が生きられない切羽詰った課題なのです。
高弘さんは、共産党が大きくならないと(大きくしないと)と仰っていますが、野党共闘が進まないのは他の野党が悪いばかりでもないと思いますよ。独善的な共産党や新社会党では、共闘は成立しないし、また、そうした反省と改革なしにこれらの党が、昔の社会党と同じくらいに大きくなるなんてことは、わたしには考えられません。強大化どころか、ハッキリ言ってジリ貧化は不可避だと思います。
さて、7月13日14日の新社会党大会について一言。
まったくくだらない議案と、先の書きこみに書きました。
その理由は、あまりに多くあるのですが、山本芳雄さんの書きこみに呼応するなら、現代における中小零細企業主、自営業者問題について方針案でまったく触れていないこともその重大なひとつです。これは先の都本部大会でもわたしが代議員として発言し指摘したところでもあります。
この層は無権利状態の勤労者層であり、無視できない存在です。
こうした層の上に(柔らかく言えばこうした層の存在に無頓着に)大企業組織労働者と公務員が存在しているのです。
この問題をとりあげないのは、あげあしとりではありません、致命的な欠陥なのです。
わたしは、党大会で、新社会党の代議員・党員が、社会主義?綱領と党名変更(回帰)決議、そして規約変更に、反対し否決されるよう、心から訴えます。