共産党の選挙での得票率は、10%程度です。
これに対して民主党はその倍以上の得票率を得ています。
常に反自民の政策を取ってきた共産党よりも、野党なのか与党なのか分からない民主党の足元にも及ばないのです。
選挙民がよりましな選択を考えるのなら、共産党へ票を集めるのが、もっとも効果的にも関わらずその選択を取りません。
つまり選挙民自体が現状を変える気がないのです。
ichitakeさんは、野党共闘が進まないのは、他の野党が悪いばかりでもないと考えていますが、自分は他の野党とその支持者に原因があると考えています。
自民党を批判している野党が自民党とは、普通は組まないですよね。
しかし共産党が本来共闘するはずの民主党や社民党はいつも自民党側にいるのです。
そして選挙民はそのような政党に票を投じるのです。
他の野党が、共産党側に来ないのは、権力を握りつづける自民党への恐怖の裏返しだと考えています。
共産党は、主要政党では唯一の革新政党というだけではなく、唯一の抵抗勢力なのです。
孤立無援で戦う共産党の味方になってくれる勢力は見当たりません。
待てど暮らせど来ぬ人を、これ以上待ってもしょうがないでしょう。
だからあてにならない野党共闘よりも、支持者を根こそぎ奪い取るような政策に転換した方が良いと考えるのです。
共産党は、自民党との対決姿勢を鮮明にして、他の野党はもう不必要だと選挙民に分からせるしかないと思います。
そうして他の自民党御用達の政党を潰して新しい政治状況を作り出す方が良いと考えます。