私は細かい理論のことはわかりまぜん。政治学、経済学的な論理区分にはこだわりまぜん。
ただ、目指すべき方向が違う政党とは共闘してはいけないと思います。
労働問題でいうなら、就職差別を認めるのか否か。法定労働時間を守るのか否か。
整理解雇(首切り)の緩和を目指すのか、解雇の法的規制を目指すのか。
以前、健康保険の患者負担の問題で、「2割負担を守るのか否か」は目指すべき方向の大事な点であると主張させていただきました。
どうも自称「改革派」の人たちは「患者負担を引き上げる」ことが唯一の選択肢であるかのように思い込まれているように見受けます。
「患者負担」を引き上げないために、国・使用者の負担を増やす。
薬価を下げてその分を補填する。など政策の選択肢はあったのです。
労働者の権利を守る。
医療費の患者負担を増大させない。
これは、大事な政策のポイントです。
私も、「無原則な共闘」には賛同できません。