7月16日付でさえない30代さんが、野党共闘の論議に参加してきてくれました。論議を豊富化していただけるものとして歓迎です。新社会党からの離党を決意したichitakeです。
さえない30代さんは、目指すべき方向性が違う政党や勢力の共闘に賛成できないとおっしゃいます。
では目指すべき方向とは何か、労働者の権利を守る、医療費の患者負担を上げさせない、解雇制限をする、などをあげていらっしゃいます。そして国や企業の負担でできるとおっしゃっています。
国に膨大な国債残高があります。中小企業の7割は赤字です。
単純に区にの責任・企業の責任といっていて解決できるのでしょうか。そういう状況の中での論議なのです。
高福祉高負担もひとつの選択肢としてあってよいはずであって、そういう主張をする政党勢力を、頭から目指すべき方向が違うと切り捨ててよいのでしょうか。これは、やはり唯我独尊と言わざるをえません。
そもそも目指すべき方向といっても予め絶対的なものがあるわけではなく、あっったとしても可変的だと思いますし、現実と思考と運動の中で成長し変化していくものと考えるべきです。
これらは共闘の中での論議の課題、学習と成長の課題ではないでしょうか。
それに労働者っていてもいろいろです。
この間、ひとつ提起をしているのは、日本の公共事業利権型官僚癒着型支配の打破が重要であり、それに連なる公務員・準公務員の特権的な地位とコスト意識なき年功序列賃金制度は、打破されるべきではないか、という問題です。
わたしも断定的にものを言えるとは思っていませんが、いっしょに考えてみたいものです。