新谷さんの投稿を読み重い筆をとりましました。
ダム問題を語っていたかわたろうです。
失礼にあたるようであれば、随時ご批判ください。
「ダム問題はどうでもいい」から始まった新谷さんの投稿は、要するに公共事業はすべて利権のためにあるように感じたからです。
まず、公共事業は何のためにあるのかを考えてください。
国民を災害から守ったり、交通手段を整えたり、弱い人たちをはじめとするすべての国民のため、採算性を抜きにして行なわれるものです。
そんな公共事業はなぜ利権を生むのでしょうか。
>公共工事の入札にあたって、
>業者の談合をどのようにして防ぐか。
>業者による、工費の水増しをどのようにして防ぐか。
公共事業の工事価格には予定価格というものがあり、その予定価格以上では落札できません。
たとえ業者同士が談合したとしても工費は水増しできません。
なお、この予定価格を算出するに当たっても、すべてにおける物価調査や労務費調査を行なっているため、むやみに高い予定価格は出てきません。
ではなぜ利権を生むほど(政治献金が出来るほど)、ゼネコンは儲かるのでしょうか?
結局は労働者がピンハネを許しているからだと思います。役所が算出する予定価格にはピンハネ代など含まれていないのです。
建設や建築の現場は大きなものについては特に、ゼネコンの技術が必要なため、小さい業者はとれません。
しかし、ゼネコンだって下請けや孫請けがいなければ仕事が成り立たないのです。
日本の労働者階級が団結すれば、特にいいたいのがゼネコンや下請け孫請けを問わずに階級的なナショナルセンターを築けば、ある意味、社会は変わります。(夢ですね・・・・)
>公共工事を行なう業者を選ぶのにあたって、
>政治家などの介入を防ぎ、入札制度などによる、
>公平な選考制度をどのようにして守るか。
>そして、業者と、政治家・自治体首長
>や自治体幹部との間の、
>贈収賄事件をどのようにして防ぐか。
これも簡単です。
馬鹿な政治家を当選させないことです。
なんといっても世の中の大多数が、搾取される側の階級なのですから。
だから共産党も目先の浮動票をとることに惑わされず(ダム問題、自衛隊、皇室発言)、長い目で、考えなど変えず、独善といわれても、小林多喜二や宮本百合子の時代のように、信念を貫き通していただきたい。(最近はどうも票取りのための政策が多い気がしてなりません)
>ある公共工事が本当に必要なのかどうかを、
>どのようにしてチェックするのか。
広く意見を募ることだと思います。
徹底的に論議すること。
間違っても「どうでもよい」等といわないこと。
私は採算性のとれない公共事業は、大いに結構なことだと思います。
採算性を求めるのなら民間で出来ますから・・
だって、自覚はなくとも、無駄だといわれる我々の暮らしに公共事業が役に立っているのですよ。(ダム・川・道路等々)
気づかないのは我々のアピール不足です。
景気回復のため奈良の大仏を造らせた聖徳太子は愚の骨頂ですが、自民党系の政治家は悪いことをやりながらでも、日本人の金で日本人のために日本人が末代まで使えるものを造った功績はあるのではないのでしょうか。
ODAや共産党も認めた自衛隊の方が問題が大きいと思うのは私だけでしょうか。(国民が不景気で首吊ってるときに、外国や兵器とは・・・)
以上、取り急ぎご意見いたしましたが、失礼な発言があればお許しください。
次回はウナギ犬さんの疑問にお答えします。