私も臓器移植に反対です、最近のテレビコマーシャルで以前NHKの朝ドラにでた「癒し系」のおばあちゃんの声でドナーカード宣伝を聞くとゾッとします。
つい2~3日前も、移植で助けよう赤ちゃんの命を、という政府の公報番組かと思われるような番組を流しておりました。
この人たちは、臓器移植の真の姿を知っているのだろうかという思いで見ておりました、赤ちゃんの命を救うためには別の赤ちゃんの命を捨てることなのです、まさしくmakkieさんが述べておられるように二つの命の評価なんです、ドナーを待ち望むと云うことは他人の「死」を期待すると云う事なのです。
日本とアメリカはまだ死刑制度を廃止していないから「人権を大切にしない国だ」と評価されました。
臓器移植問題も人権問題だと思います、日本の憲法には全ての国民の人権は平等だと規定されております。
臓器移植も生殖医療も今や金儲けの手段にされています、命が利益を生む道具とされているのです。
宗教の違いとか文化の違いとか云う人たちがおります、しかし私はそんなことで臓器移植の是非の理由付けになるとは思いません、それなら仏教では「寿命」と云うことを云います。
共産党がこの問題に曖昧だと云うことは、遺伝子組み換えと云う「人間による命の操作」に基本的に賛成と云うことと同根ではないかと私は思っております。