世界ー日本の経済・政治的な危機が深刻化していると思います。
危機の中身を書かねばならないのでしょうが、準備不十分なので、今日は書けません。
書きたいのは次のことです。
危機は、いままでの経済社会構造・価値観では通用しないことを、その変革が必要なことを示しています。
しかし、革新といわれる政党や人々の多くは、価値観の変革の必要性に敏感とは思えません。
日本の経済の危機、個人と家庭生活の危機、それらを反映した政治の危機に直面して、自分たちと離れて政(自民党)・官(政府や地方自治体)・財(資本や会社)があるかのような臣民意識・サラリーマン意識(奴隷根性と言いたいところです)に浸りきり、既得権益はそのままにお金や社会保障や権利を主張しているように思えます。
悪いお代官からよいお代官に変えてもらうことや、お代官にお願いする(おねだりする)ことなどで、危機は解決しないと思います。
危機の打開のためには、そういった構造の変革こそ必要なのです。
政府の組織の仕方、会社運営のありかた、あらゆる法制度とその実態、仕事とお金の実態に対して、どこに特権や不合理が隠されているのかを明らかにし、参加し、変革していくことこそが重要です。
自分の人生と価値観の変革が危機によって迫られているのだと思います。
8月11日付の書きこみでhonさんは労働運動の強化を主張なさっていますが、労働運動の強化って、具体的には何をすることですか? まず、そこを明らかにすることが重要です。
つぶれそうな中小零細企業で、経営と仕事の責任と離れて労働者が団結して何をするのでしょうか? できないと思いますよ。
今の労働運動の多くは衰退し潰れても不思議ではありません。
わたしは、社会とのかかわりの中で闘いながら、労働の場では一国社会主義ならぬ、一会社内社会主義を目指して奮闘中です。