かつて不破氏の「憲法9条は常備軍の保有を禁止しており自衛隊は違反だが、国の自衛権までは否定されない」との珍論を述べサンデー・プロジェクトで田原氏より、「共産党が言ってるのは外国が攻めてきたら一人一人が竹やりを持って、ボランティアの軍隊で国を守ろうとすることだと」指摘された、その後、党は自衛隊容認路線を深化。
でも、この田原氏の意見は皮肉と言って無視できない視点が含まれている、スイスでは国民皆兵であることは広く知られる所であるが職業軍人はきわめて少数である。いうなれば、有事にはボランティアの軍隊と言えないだろうか? 村の消防団に近いものを感じるのだが、民主主義の基本理念の重要な要素に「参加」というものがあると思う。公務は、軍備・警察・消防も含めて輪番制にすべし。
真面目に実行しようとしたら、眠っていた「権力」が目を覚ましくるという矛盾に陥るのであるが。