かわたろうさん。「公共工事がすべて利権のためにある」と、私が言っているように感じたとありますが、いったい、私の文章のどこを読めば、そういう結論が出てくるのですか? 「公共工事が全て利権のためにある」と、私が述べているところを具体的に、指摘してください。
私が、問題にしているのは、
(1)公共工事に絡む、贈収賄事件を、どう防ぐか。
(2)公共工事の入札にあたって、業者の間で談合が行われるのを、どのようにして防ぐか。
(3)工費の水増しによって、業者が不正な利益をあげるのを、どのようにして防ぐか。
(4)公共工事の計画を作るにあたって、必要性、不必要性をどのように判断するか。地域住民の意見を、どのようにして反映させるか。
です。
公共工事に絡んで問題になっているのは、政治家や自治体の首長や自治体の幹部が、業者から賄賂を貰い、入札の予定価格を教える事です。あるいは、賄賂を貰って、この業者に工事をやらせろと、担当者に指示を出す事であり、圧力をかけることです。そして、業者間の談合によって、公示の価格を不当に吊り上げる事です。私が問題にしているのは、この点です。これは、「さざ波通信」に投稿している他の方々も同じ思いでしょう。
「公共工事に絡む不正を許すな」という主張が、いったい、どうして、「公共工事は利権のためにある」という主張になるのですか? 公共工事の不正を問題にする人間が、どうして、公共工事の全否定論者だといえるのですか?
それとも、あなたは、国や地方自治体が行う公共工事について、地域住民は、国民は意見を言うな、批判をするな、というのですか? 公共工事に対する批判をいう事、意見をいう事が、どうして公共工事の全否定になるのですか? 国民、地域住民は、公共工事に絡む、贈収賄事件などの不正に対して、黙っていろ、というのですか?
他の方々の意見は、どうでしょうか?