かわたろうさん お名前だけは立派ですが、河童のすめない川をいっぱいつくってどうするのですか。
ダムや堰一般を否定する人はおそらくほとんどいないでしょう。徳島県知事選で吉野川第十堰の建設取りやめを主張した知事が当選したのは、江戸時代から立派に機能して来、今も親水公園としてしみんにしたしまれている第十堰を機械式の堰にして景観を一変させてしまうからです。知ったかぶりしてダムの有用性をときはじめるから問題となっている一つ一つのダムや堰について造詣が深い人だと思っていましたが、ダム一般を知っているだけで具体的問題について何も知らずに書いていらっしゃることがよくわかりました。
世情取り上げられている、下諏訪ダム、淺川ダム、川辺川ダム、吉野川第十堰について、どうしても必要ならばその根拠を反対派も納得できるように書いてさい。なお、長良川河口堰については、私は愛知用水の水不足のことこと知っていますから、利水についていらない堰をつくってという論点に賛同しかねますので、ここにいれていません。
いま問われているのは、ダムの有用性という単独の問題ではなく、川を上流から河口までコンクリートで囲ってしまって、そうした川の機能に満足できるのか。建設費管理維持費はそのほうが安いのか。そうすれば絶対災害は起こらないのかという問題でしょう。
洪水のときわざと河から水をあふれさせる工法が採用されるようになったり、釧路川のように湾曲したもとの流路に流れを戻す工事がおこなわれるようになっているときあなたの主張は少し古いのではないですか。
漁業というのはなんちゃってですが、天然鮎を釣らせてくれです。