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住基ネット、なるほど!

2002/8/9 おくびょうもん、60代以上

 小泉単純一郎政府は、やたら法律を作りまくる。めまぐるしくて、何がなんだか分からない。我々を煙に巻いて、さて何をやろうとしているのやら。彼の顔、狐にそっくりに見える今日この頃だが、「さざ波」の以下の記事に、目が覚めた。

 「この住基ネットは、しばしば、国家による国民の全体主義管理をめざすものとして語られがちだが、しかしこのシステムの本来の狙いは、行政事務を大幅に簡素化し、公務労働者の人減らし合理化を進め、行政・社会のIT化を推し進めることであり、新自由主義政策の一環として理解するべきだろう。」

 ここから、小泉政権の政治理念は、「小さな政府」の実現で、その手段として、公法人の民営化、時に人気取りのための官僚機構の”いじり”、これが伺える。
 ただ、彼及び彼のブレーンにしっかりした政治哲学はない。あるのは、アメリカ発の新自由主義、ようは、反共、反社会主義である。肝心の本家が、その屋台骨がぐらつき始め、その修復の道を戦争に求め始めている。これを反映して、竹中大臣の発言には、迫力がない。
 現政権の総花的な法律つくりは、それ自体が自己目的化されている。作れば、いい、実績を残す、只これだけに獲得目標があるかのようだ。