前回(7/9)の投稿内容に色々指摘してもらい、興味深く拝見させてもらいました。
野党共闘の考え方は、色々あると思いますが、これをやらなければならないのは突き詰めると現状の小選挙区制にある訳ですよね。
自分は、選挙制度は比例代表制を強く支持しているので、野党共闘は大事だと考えますが、選挙協力はあまり重要視していません。
自分が考える野党共闘というのは目標(自分の場合は、自民党を与党から排除して革新政権を樹立する)に向かい協力する事と考えています。
だから、首長選挙だけではなく議会でも、その他の場所でも協力すれば良いのです。
首長選挙が、敗北に終ったとしてもその次は議会で革新政策を採用させるために、保守勢力に対して圧力を加え続けなければなりません。
場合によっては保守系首長を取り込んで、革新政治をやらせても良いのです。
しかし地方議会は、長野県議会の例を見れば分かるように、自・公・民の3党で牛耳られてしまっている所が大半を占めます。
野党が、共産党のみという所も珍しくありません。
この3党が、協力をする限り自民党政治を終焉させるのは困難です。
野党共闘は、推し進めなければならないと思いますが、同時に自民党に協力するような勢力は、やはり潰していかないと野党共闘自体が、なかなか成立しないと考えます。
停滞している政治状況を好転させるには、自民に協力している勢力を切り崩す必要があるのです。
日本人というのは、もともと保守的なので、ほっとくとみんな保守陣営に流れていってしまいます。
国民の意見に迎合するのではなく、国民の意識そのものを変えていく必要があると考えます。