日本経済は悪化の一途を辿っています。
すでに、実質的に9月危機に突入していると言えると思います。
自殺者が増え3万人超となり、自己破産は20万件を超え、失業者は激増し、中学・高校・大学などの新卒者に就職先はなく、リストラ解雇が更に強化されて、家庭は崩壊しています。
国家財政と地方自治体の財政の赤字は天文学的水準になり、銀行と企業の不良債権は削減どころか増殖を続け、銀行の貸し渋りと親会社の海外進出が中小企業と商店の首をしめ、海外の超低価格商品と基準と規制のないフェアな入札とネットビジネスが歯止めのないデフレを促進し、企業の倒産が激増しています。
にもかかわらず、こうした日本の国民と国の危機に真っ先に立ち向かう責務を負った大企業のトップやエリート層、そして官僚や公務員層の多くは、自己の保身だけを目的に沈黙しています。彼らに日本の舵取りは任せられません!
これが、今の日本の姿です。
閉塞状況に陥ってきた日本、こうした構造を改革してくれるなら、と多くの国民が小泉の「破壊」「構造改革」を支持しました。
わたしも期待しました。
しかし、ここまでです。
日本の国民と国の危機が、ここまで深刻化しているというのに、小泉は、今、南アフリカに行き、また、北朝鮮に行こうとしています。これほどの大裏切りがあるでしょうか。
官僚や抵抗勢力の邪魔のため、改革がなかなか進まないなら、もう少しもう少し我慢してもいい。次の選挙で抵抗勢力を減らそう。と、小泉の改革に疑念を深めながらも、多くの国民は思ってきたと思います。
しかし、本当に、ギリギリ国民の生活がここまで追い詰められてきて、外交パフォーマンスに逃げた! 小泉は、もはや裏切りものでしかありません。
小泉=自・公・保政権を打倒し、改革を推進するあらたな政権を作らねば、日本の国民と国は、先の戦争と同じ、取り返しのつかない不幸に見まわれることになるに違い有りません。すでにその過程に突入してきているのです。
活動家と市民団体、そして政党は、いまこそ街に出るべきです。
こうした感覚のない活動家、団体、政党はダメです。
何をしている! 共産党! 何をしている新社会党! 何をしている社民党! 何をしている! 民主党! 何をしている自由党! 何をしている「さざ波通信」! そして、わたしは、われわれは何をすべきか!
街に出て闘い、秋の国政選挙補選で小泉=自・公・保政権の打倒を闘いとろう!
「南アフリカや北朝鮮に行っている場合か、小泉政権打倒!」を共通の言葉に、多数派の結集軸のもとに!