北朝鮮の金正日とその軍部官僚の日朝首脳会談における対応と言い訳が、糾弾され是正されねばならない酷いものであることは事実だと思います。
しかし、だからと言って、例えだとしても、
今回の拉致行為も一部極左の跳ね上がりであった、この総括でい<いものだろうか? 人の命は、1個と100万個とは等価でなければならない。とすれば、かって、関東軍将校連中の跳ね上がりで、北朝鮮人民の100万個の人命を奪ったとせよ。そうだとしても、戦後北朝鮮が8個の人命を奪ったことは、それと等価の人民侵害行為だあろう。ならば、連中のいう戦争責任=賠償は、連中自身が請求資格を失った、と言うべきだ。言葉はよくないが、これで国家レベルの責任=賠償は、相殺により帳消しである。
などと言ういい方をするのは、おくびょうもんさんらしくない、乱暴な表現だと思いますよ。
敢えて、おくびょうさんのために言いますが、おくびょうもんさんも、拉致事件には究明とその内容に応じた謝罪と賠償と処罰と改革が必要であり、侵略と占領と連行と慰安婦などにも究明とその内容に応じた謝罪と賠償と処罰と改革が必要とお考えですよね。
むしろ、今、わたしによくわからないのは、北朝鮮の現在の金正日体制へ賠償をしてもよいのか、ということです。*おくびょうもんさんも、このことを言っているのでしょうかね。
韓国もそうだったかもしれませんが、今回の日朝首脳会談ピョンヤン声明(宣言?)では、賠償ではなく経済援助となっているわけですから、金正日政権は、北朝鮮国民をも、二重三重に裏切っていると思います。
では、どうしたら、よいのでしょうかねえ?
こういうところにこそ、革新・野党・国民が知恵を絞りたいものですね。