8日に行なわれた沖縄県統一選挙で、共産党は6議席も減らしたという。特に米軍基地でもめる名護市では議席が無くなった。
これ以外にも今年の地方選挙では、党勢の後退傾向が目立つ。沖縄選の直前に行われた地方議員代表者会議で、志位委員長が、「目前に迫った選挙戦で必ず勝利者に」と叫んだのが空しく聞こえる。それにしてもこれだけの結果をだしながら、党中央の誰かが責任をとるということがない。第一選挙の敗北の総括もださない。赤旗を見ても、選挙前は沖縄関連記事が沢山出ていたが、終わったとたん簡単な記事しかでない。例え総括が出ても、反共・反動勢力の攻撃に対する反撃が今ひとつだったので、支持を集めらなかったという他人のせいにするのだろう。
他党ならこれだけ退潮すれば、責任者は辞職し、次の勝利へ向けて、徹底的な総括と反省をする。もはや党中央は居直りしかないのだろうか。高齢化しつつも懸命に頑張っているフロントの党員が可愛そうである。