有事法に深く関わりのある不審船問題で、政府、防衛、海保関係者は、これまで多くの不審な言動やウソを重ねてきました。
やがて陸揚げされる不審船が、どのように処理されるか、皆様に監視を呼びかけたいのです。
沈没船が異様な姿で引き揚げられました。
最大の焦点である、「小船が搭載されているのが確認され、船尾にその出し入れするための、開口扉がある」と言われていることに絞って、私見
を送信させて頂きました。
引き揚げられた船の様相は、(写真を貼付できないのは残念ですが)操舵室部分や、機関室、船員室の屋根部分が平行直線に切り取られていますか、何故、鋼鉄構造の一部分が【脱落した】のか、不可解なことです。
勿論、【脱落】する筈はなく、作為に依る工作であること、歴然としています。
航行中の写真と、他の特にプールに入った真上から見た写真とを比較すると、船橋横下にある、綱などを巻き取るドラムの位置が違うので、別の
船であるかも知れません。
船尾の高さは、3メートル弱と見受けますが、その約上半分は波よけを含む甲板上部分です。
下半分の船体部分に、格納しているという小船を出し入れする、開口扉が作られてある、というわけですが、航海している船の写真を見ると、船
尾【船体部分】の、2/3~3/4は海水に沈んでいるのです。
水が浸入してくる部分に、扉を作るなど絶対に有りえません。
船の安全、造船の基本概念を全く無視している、空言に過ぎません。
報道された船尾の写真で、【扉のように見せている】深い傷は、デッキから上ですから、船の出し入れには関係の無い場所です。
小船を収容しているという船体部分には、切り口がありません。
ある筈がないのです。
航行中の写真と、他の特にプールに入った真上から見た写真とを比較すると、綱などを巻き取るドラムの位置が違うので、別の船である可能性も
あります。
出し入れ口が無いから、機関室、船員室の屋根を切り取って、小船を、上から入れる方法を、取ったのだと思います。
本当に小船を収容していて、船尾の観音扉から出し入れしているのだというのなら、58億8500万円もの税を使った証拠物ですから、波のある海上で、どう素早く出し入れする工夫がされているのか、密閉装置はどうなっているのかなどを含め、小船の出し入れする状況を、国民に公開すべきでしょう。
有る筈がないから、誤魔化す工夫を画策しているに違いないのです。
画策している兆候は、例えば、船内を調査するというのに、プールに入れて海水に浸すなどは、人目から隠す工作の一つでしょう。
腐食防止などのため(産経09/11)というのは、ナンセンスです。
プールに入れたもう一つの大きな理由は、プールの内壁と船尾の間は、2メートル程しかありませんから、(秘密裡に積んで置いた)小船を上から吊り上げるということの、違和感を逸らす意図もある筈です。
安全確認のためと称し、4キロの沖合いに1週間も停泊し、台船の半径300メートル以内は一般船舶の進入を禁止、海保の巡視船艇5隻が警戒するという、人を寄せ付けない徹底的な守秘体制の下で、何らかの工作をしているに違いないと思います。
船尾に観音扉などある筈のないことを、如何に隠し通すか、誤魔化すかの工作に腐心しているはずです。
どんな誤魔化し方をするか、注目したいものです。