北朝鮮が日本人拉致を認めたことにより、今まで拉致は日本側のでっち上げだといってきた社民党はあわてて朝鮮労働党へ抗議するとか言い出したり、社民党の土井委員長は朝鮮労働党との会談では拉致は無いと聞いていたので衝撃を受けたといい。共産党も今までは拉致は証拠が無いとか言ってどちらかといえば北朝鮮側に立った態度だったが、17日以後はあわてて北朝鮮に抗議をしたとか今まで拉致事件解決に共産党は一生懸命やってきたなどと言い出している始末だ。またこれまで自国民を拉致されてきた政府与党の無能は言うまでも無い。
それにしても社民党や共産党は9月17日まで北朝鮮は拉致などする国ではないなどと本当に信じていたのだろうか。
北朝鮮が民主主義や人権重視とは無縁の軍事ファッショ独裁の国であることは直接北朝鮮に行かなくとも普通に新聞やテレビの報道を見ていれば充分わかることである。
拉致が北朝鮮に仕業とはっきりして国民の大多数はああやっぱりと思ったのではないだろうか。
10年以上前のソ連・東欧の崩壊でもそれ以前からソ連・東欧が秘密警察が横行する自由や人権無視の国だということは普通の報道で国民は知っていた。ルーマニアのチャウシェスク政権が崩壊してからルーマニアに秘密警察があったなんて知らなかったなどと言ってたどこかの党幹部がいました。
ソ連・東欧そして今回の北朝鮮の拉致事件といい、事が発覚するまでこんな国だとは知らなかったなどと言ってる政治家や政党は自分たちが無能で頼りない政治家、政党であると認めたわけである。こんな政治家や政党は雪印食品のように廃業してもらうしかない。