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沖縄県知事選に共産党は独自候補を擁立し、３０年以上続いていた革新共闘による候補一本化は崩れた。
これで自民・公明が推す現職知事が有利になったのは否めない。沖縄は今、基地移転と本土以上の不況にゆれている。そのためにも革新知事を再び誕生させて、打開を図るべきなのに、共産党のこの行為は裏切り行為である。本土では、社民党と共産党が別れても、沖縄ではいっしょにやってきた。
ところが今回は党のエゴまるだしである。もっとも原水禁運動や部落解放運動でも党派を主張して、運動を分裂させた歴史をもつ共産党にしてみれば、沖縄のことよりも党の面子かもしれないが。