私は10年間民医連院所で勤務していたが、今回の京都民医連の不正請求事件はやはり出たかと言う気持ちだ。民医連は医療改正(民医連は改悪と何時も言う)に反対しているが、それが本当に患者の為かそれとも院所の経営の為か分からない側面があった。例えば、慢患管理と称して一律に検査を勧めたり(同意を得ずに勝手に血液検査項目の追加をするのは日常的)、診療所等での無資格者の問題、老人医療で本人負担が無い患者さんには不必要な検査をオーダーするDrなど問題点も多いのが事実だ。ただ、私も患者さんに検査を勧め早期ガンが発見でき感謝された経験を多く持っているので全てを否定するものではないが、今回の事件から民医連のとは何かを改めて考え直して欲しい。