最近、川崎や京都での「民医連」所属病院での不正が論じられ、さらに、「民医連」では不必要な検査を行う等の投稿がなされております。残念ながら、私は、「民医連」所属医療機関の実状を知りうる立場にありません。しかし、これまで論じられた「不正」や「過剰検査」「過剰な請求」は、「民医連」の医療機関だけの行いでしょうか? むしろ、少なくない民間医療機関でなされていることと、大差ないように感じます。
多くの「普通」の民間医療機関が、日本医師会・医師政治連盟によって自由民主党に強固に組織されているのにくらべて、「民医連」が、伝え聞くところでは、日本共産党の影響力が強い、という差異があるだけの話で、いずれも医療の歪みを来していることが真の問題ではないか、と思います。
是非、日本の医療制度の歪みという問題の本質をずらさぬ論議を望みます。