2000年衆議院議員選挙より 定数480
比例得票率(%)
自民党-28.3
民主党-25.2
公明党-13
共産党-11.2
自由党-11
社民党-9.4
政党→完全比例代表制-小選挙区比例代表並立制=差分
自民党→136-233 = -97
民主党→120-127 = -7
公明党→62-31 = +31
共産党→54-20 = +34
自由党→53-22 = +31
社民党→45-19 = +26
この数字を見て分かるように、自民党は本来は150議席も取る力は、ありません。
公明党の力を借りても198議席に過ぎず、政権を維持する事は、出来ないのです。
選挙制度が公平な比例代表なら、共産や社民も50議席程度は楽に確保できるはずなのに、泡沫政党のような有様です。
野党が統一候補を擁立しても、政党の独自性を失い、最後には消滅するだけでしょう。
しかし比例代表なら、お互いに足を引っ張りあうことなく各党の独自性を発揮して、自民党を追い詰めることができるのです。
選挙制度を比例代表に変えれば、自民党政治は終焉を迎え新しい政冶が始まるのです。
なによりも共産や社民のような革新勢力が、国会で100議席近い勢力を維持できるのが、良いと思います。
とにかく一度で良いから、比例代表制のもとで、衆議員選挙を行って欲しいと考えます。
そうすれば今まで行われてきた選挙が、いかに自民党だけに都合のよい不平等な結果を出してきたか、良く分かると思います。
共産党がこれから取るべき戦略はただ一つです。
選挙区での独自候補の擁立を止め、他の野党を全面的にバックアップすることです。
補欠選や参議員選は、全て無視して構いません。
それと引き換えに、選挙制度を比例代表制に変える承諾を貰うのです。
そして選挙制度を比例代表制に変更します。
来たるべき衆議員選で野党は過半数を取り、共産党は堂々と政権に入れるでしょう。