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10/15 ichitakeさんへ

2002/10/20 高弘、30代、会社員

 10月15日の投稿を拝見しました。
 人間の考え方には、多種多様の考え方があり、どの考え方が正しいのか、結論を出すのは難しいと思います。
 ここにも色々な考え方の人がいるように、自分とichitakeさんの間にも考え方にズレがあるのも仕方ないと思います。
 だからこそ日本にも複数の政党が存在し、それぞれがある一定の支持率を保っていると思うのです。

 投稿内容についてですが、自分の発想が怖いとありますが、自分はごく普通の考え方だと思っています。
 野党共闘より選挙制度ですか?と問いていますが、現状の小選挙区制のもとでは、その通り、まず選挙制度改革が、最優先課題です。
 比例代表制なら勢力図は激変しますよ。
 それに比例代表制なら現状の小選挙区制で発生している矛盾が、ほとんど解消されます。
 自民党に対して各野党は、比較少数なので小選挙区で戦うとまず勝ち目はありません。
 革新勢力は、利権より主義主張の方を優先する傾向にあるので、まとまるのが苦手なのです。
 共闘できない野党が選挙で勝つには、比例代表しか選択肢がないのです。

 革新共闘も野党共闘も自分は、必要だと思っています。
 ただ野党共闘や革新共闘は、本来は議会でやるべき事だと思うのです。
 共闘は、定数1の首長選挙だけで充分でしょう。
 しかしこれとて少し選挙制度を工夫すれば、相乗りの必要すらなくなります。(10/12投稿文参照)
 選挙というのは、民主主義を達成するための手段に過ぎず、目的ではありません。
 しかし現状の選挙制度はその民主主義に至るプロセスの始めの部分でつまずいてしまっているのです。
 政治をやるべき政党や政治家が、議会での議論よりもいかにして当選するかという事を、最優先に考えなければならない現状を見て、何か間違っているように感じませんか。
 もうこの辺で当選させることに頭を悩ませる選挙は止めて、一定の支持率を持つ勢力には、自動的に一定の議席を持たせ、政治家には、国会での議論に精力を注いで欲しいのです。