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歴史は繰り返す

2002/10/6 おくびょうもん、60代、ペンショニヤ

 宮崎の「突破者」を読んでいるが、次の文章に出会って、驚いた。まさしく歴史は繰り返す、だ。ただ、2度目が喜劇に終わるか悲劇に終わるかは、何が決めるのか、またどんな意味をもたらすのかは、分からないが、、

 この条約で--1965年6月調印の日韓基本条約を指す--ベトナムに軍隊を派遣している韓国に対して日本は5億ドルにのぼる有償・無償の借款を提供することになった。5億ドルは、当時の韓国の国家予算の1.5倍にあたった。その代償として、日本の独占資本は、朝鮮半島への経済進出の足がかりを得た。このようにして調印された日韓基本条約の内容は、政治経済の側面に偏重したもので、長年交渉不調の原因になっていた在日韓国人の法的処遇問題や日韓の戦後処理問題などは、韓国側が譲歩する形で処理されようとしていた。

 この文章のベトナムを「イラク」に変え、借款を「新義州特区へ」と解し、在日韓国人を「拉致被害者」と置き換えると、まさに歴史は繰り返す、ではないか!