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佐々木陸海氏のこと

2002/10/7 タツ、50代、自営業

 『宮顕の茶坊主』と言われている元衆議院議員佐々木陸海氏のことをここで知り、ちょっと私のイメージと違うものがあるものですから、驚いています。
 投稿された木村氏の文章では私にはよく分からないのですが、私も丁度湾岸戦争のおり、アメリカの戦争行為を容認する方向に傾斜していた党に疑問をもち、電話で当時の「理論政策室」に抗議の電話をしたことがありますが、その時に電話に出て戴いた方が、たしか佐々木氏だったと記憶しています。
 その時の佐々木氏は、アメリカの戦争を止めさせるために一日も早く国民的な統一行動を党が先頭に立って取るべきだと主張する私の意見に、「確かにそうだと思うが、何に於いても党の独自性というものが大事なわけで…」というようなことを言われました。勿論、この発言は、私の記憶でしかありませんが。
 さらにその後、佐々木氏は文化評論か前衛に「湾岸戦争」の情勢について論文を書かれ、その中で、こうした陣営内部での問題意識について書いておられました。論文の内容を正確には思い出せませんので確かなことはいえないのですが、私にはその頃の佐々木氏が、湾岸戦争を巡って内心とても揺れておられるように思えました。その時以来、私は佐々木氏に好感を抱いていた記憶があります。ですから、『宮顕の茶坊主』だったと言われる木村氏の投稿に違和感を感じました。
 今、佐々木氏が、党内に於いて何か不遇な立場に置かれていると言うので有れば、それは、あの「湾岸戦争」を巡っての評価において、党中枢と意見の違いがあったのではないかと、ここでの文章を読ませて戴いて推察しています。
 だとすれば、氏の中枢からの失脚は、残念でなりません。

〈P.S〉この文章は、私の勝手な推測でかきました。確たる資料が有るわけではありません。もし、間違っていたら、佐々木さんに深く陳謝致します。