皆さんの熱い議論を読んでいて、とても勉強になり、「私にも出来るかな」の気持ちで日頃共産党に感じていることを述べさせてもらいたいと思います。
まず自民党や民主党と比較して、生きの良い良質な(若手)議員が全く見当たらないということです。勿論、TV等で視聴しただけに過ぎませんが、私にはそう思えてならないんです。他党の議員は「自分の言葉」で伸び伸びと発言しているのに対し、共産党の議員は赤旗の見解をそのまま喋っているだけで、面白くも可笑しくもないし聞いていて興ざめしてしまいます。TV・ラジオを始めとするマスコミ関係者も、その辺はよく心得ていて、意図的に出演させないんじゃないかと勘繰りたくなるくらいです。「朝まで生テレビ」(TV朝日系)で「石原慎太郎待望論」なるテーマで議論する回に穀田氏が出演してましたが、もう終わってる話を度々蒸し返したりして、共産党の支持者として、こちらが気恥ずかしくなって来ました。終いには、あまりに可哀相に思ったのでしょう。自由党の西村眞吾氏に「わし、このお兄ちゃんは好きやデ」とまで言われる始末に到っては、怒りを通りこし、こちらまでがホッとしてしまいました。敵に塩を送られたこと対し、恬として恥じ入ろうとしない穀田氏を観ていて「いつから共産党はこんな駄目な党に成り下がってしまったのだろう」と暗澹たる気持ちになったのは私だけでしょうか。
また、TV東京の番組に各党(自民・民主・公明・共産・社民)の女性議員ばかりが出演した時のこと。共産党の議員以外の発言者には全くスタジオの参加者から拍手が起きないこともありました。社民党の議員と寸分違わぬ主張をしているにもかかわらずです。これには、司会者を始め他党議員も怪訝そうな顔をしていましたが、党ぐるみでこんなところにまで「動員」をかけているとしたら、言語道断と言わざるを得ません。
この間、北朝鮮問題に関連し、社民党の田嶋陽子さんが離党し、大渕絹子さんの離党も時間の問題だと思いますが、共産党にこのような気概のある議員はいないのでしょうか(無所属で議員を続けることの是非は別として)。
北朝鮮に拉致された増元るみ子さんの弟さんは記者会見で、「社民党・共産党は、この問題(北朝鮮による拉致事件)でいったい何をして来たと言うのでしょうか」と語っていましたが、共産党幹部はこの拉致被害者家族の「血の叫び」をどのような思いで聞いたことでしょう。
私は選挙権を得てから一貫して共産党に投票して来ましたが、次回総選挙では白票を投じるか、民主党候補者に投票しようかとさえ考えています。それは、自民や民主党の(民主的な)若手に投票した方が、年金・健保その他の問題で“いまの”共産党よりは、遥かに頼りになる存在だと思うからであります。
まさに「末期的症状」ですね・・・。