ご意見ありがとうございます。すごくわかるご意見でした。なにか通じあうものがあるのは、同じ時期、立場はちがっても、青春を燃やしたからでしょうか。ただ、あの時期に全共闘との対決軸は、科学の否定の彼らに対して、命を懸けて研究する善意の研究者を守るという、全学連の立場でした。研究室を破壊し、子供の遊びのように石を投げ、棒を持って騒ぐ、ちゃんばらごっこのガキに対するたたかいでした。駅前で集会だけをして機関紙に”断固たたかう”と報道しながら、我々に襲い掛かる革マルとの戦いでした。ただ日常の議論の相手には、ブンド、毛沢東派、黒ヘルなどがいましたが、互いに共同にできる範囲では具体的な活動を共にしていました。互いのデモで行き違うときには”おう”とたがいにあいさつしたり、”警察につかまるなよ”と送り出したりのものでした。それが我々のやった、人のよく言う、民青系全学連の活動(後に党から否定された全学連行動委員会運動)でした。我々のまわりの共産党の幹部はそうしたウイングの持ち主ばかりでした。新左翼はレベルが低すぎました。今では常識になっている、物理学は哲学の兄弟であるという考えをすでに出しているよ・・・(文字化け)・・・さんのようなひとが、投票だけは共産党にしつつ、批判的に遠くから意見を言うという立場になってくれると、自民党がひっくりかえるのですが。
今、社会主義にもっとも近いのは、U.S.A.です。近いといっても、数百年かかりますが。それが私の予想です。