経済「理論」は、分からない。
「経済」の定義がはっきりと書かれていない。経世済民と略か。これは、経済政策のことだ。ケインズ説が元祖になる。
「セイニアーリッジ」、舌をかみそうなこの経済政策は、ドイツ人の株屋であるウエルナーの説と同じか?彼も、日銀はお札をどんどん増刷しろ、という。銀行が反対するなら、日銀がそのお札で土地を買って公園でも作れ、という。たとえて言えば、病人に、輸血をしないで、塩水(リンゲル)を注入せよ、ということか。塩水なら原価「ゼロ」だ。借金は増えない。一時的に病人は元気になる。
だが、ケインジヤンは、名君に出会う必要がある。彼らは、古代の孔子集団のような、経済政策提案者だからだ。宮沢氏(まだ生きているよね?)は、自称ケインジヤンだった。人の3倍寝るのが特技で、むにゃむにゃと意味不明な弁明で終始していた。宮沢氏は、セイニアーリッジに耳をかすか?
ケインジヤンは、常に「では誰が鈴をつけてやるのか?」を語るべきだ。
ところで、分かりやすい経済学がある。それは、イギリスの格言で、「借金のない人が一番のお金持ち」というもの。
今大切なことは、政府も個人も借金を減らすこと。私は、この方向で考えたい。すると、セイニアーリッジには、反対しなければならない。