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国民生活の破壊、社会経済の危機の深化にもっと焦点を当てましょう！と訴えてきました。
そうした意味で、賛意を表明していただける方が少しづつ増え、投稿も増えてきたことに喜んでいます。
そのうえで、２点、問題提起をしたいと思います。
第１は、関心と意見を政策として「実現」してゆく運動をどう作りあげてゆくのかという問題。
第２は、その政策や運動を具体化するための課題は、不況やデフレの克服なのか、と言う問題です。
特に、第２の問題に関して言えば、わたしは懐疑的です。
必要なことは、失業者・未就職者への生活と職業保証、不当な解雇や不安定雇用問題、中小零細企業主や自営業者への社会保証制度の問題、地方自治体や国の膨大な赤字財政の問題など具体的な問題を解決することだと思います。
そのための財源がないならばその予算は「どこから持ってくるのか」「どこを削るべきなのか」と考えてゆくべきではないかと思うのですがいかがでしょうか？
不況やデフレの克服は、少なくとも現在の段階では、そうしたことの結果として「実現して行く場合もある」という認識にとどめておいたほうがよいのではないでしょうか。
なんらかの政策によって、不況とデフレが克服できる、などと考えることに胡散臭ささを感じてしまいます。
敢えて言えば、ある政策で不況やデフレを克服することは出来ないが、ある政策で不況やデフレを加速させてしまうことはありうる、それが、現在における小泉・竹中路線であるとは思います。
あくまで問題提起として受けとめてください。