昨晩(2002/11/19)、実に面白い耳情報を得た。追跡調査すると、何と、「日本共産党が911アメリカ自作自演説への衣替えで来春の地方選挙に臨む」らしい、少なくとも可能性あり、と言える材料が実に豊富なのである。
私は、電網「木村書店」書籍部を拡充し、小売店から出版社兼営への飛躍を成し遂げ、さる10月25日、『9・11事件の真相と背景『』(副題:「テロ」か? 自作自演の戦争挑発謀略か? アメリカ=イスラエル=世界支配構想の核心を突く)の初版1刷を発行した。
新著は、発行の発表と同時に、飛ぶように売れ始め、大型注文も殺到したので、私は、直ちに増刷を決意し、本日の11月20日の日付で、1000部の2刷を発行の運びとなった。
昨晩(2002/11/19)、その「出来立てホカホカ)の2刷を十数冊携えて、ある市民集会に参加したところ、そこで出会った旧知の市民運動家から、「昨日(つまり、11月18日)、渋谷で共産党の立候補者が、木村さんのこの本と同じように、9・11はアメリカ自作自演だと喋っていた」と、教えてくれた。
そこで、本日、早朝、代々木の日本共産党本部に電話して、確かめると、「国民の声」係が出た。日本共産党は、911事件直後、「決定」と称することが出来るほどの議論もせず、しかし、不破委員長とか志位書記局長とかが、アメリカの言い分、「ビン・ラディン」とか「アルカイダ」とかの犯行説を、せっせと受け売りしていた。私は、何度も重要な疑惑情報を教えてやったのだが、一向に改め無かった。不破・志位の発言が、事実上の「全党員が従う義務のある上級機関の決定」のごとくに通用してきた。
それが末端から崩れるとなると、これは色々な意味で、実に面白い展開である。
しかし、少しは姿勢の変化が感じられるものの、共産党の「接客係」風の「国民の声」係の電話番は、「いえ、変更はありません。渋谷に確かめます」と答えた。
私は、直ちに104で、共産党の渋谷地区委員会の電話番号を聞き、先回りして直接電話を掛け、上記の耳情報を確かめた。すると、本部の接客係の返事とは違って、実に素直に、「渋谷で開かれた市民集会で、講師の畑田重夫さんが、そういう話をしたようです」と答えた。私が即座に、「その市民集会は、いわゆる共産党系ですか」と聞くと、「そうです」と答えた。立候補者が、その主旨の演説をしたかどうかについては、知らないと言うが、立候補者は自分の見解を述べると言う。「テープレコーダーでは駄目」と、まったくもって当然の見解も述べた。
そこで、区議会の共産党の控え室にも電話をして聞くと、ほとんど同じ返事をした。
これ以上調べる時間はないから、畑田重夫を電網検索すると、いくつか情報があったが、現在、日本平和委員会代表理事であることが分かった。これも電網検索して、日本平和委員会に電話すると、直接は聞いてはいないようだが、「平和委員会の会議では何人かの方」が「911アメリカ自作自演説」の発言をしていたと言うのである。
これは、もう、ほとんど間違いない。私は、昔、何度か講演を聞いたこともあり、1度は直接話したこともあり、一時は、共産党が担いで、都知事に立候補したこともある「国際政治学者」の畑田重夫が、「911アメリカ自作自演説」を公開の場で語り始めたのである。
因みに、この話を旧友にしたところ、私が「ホロコーストの嘘」問題の名誉毀損で訴えた相手のインチキ週刊誌、『週刊金曜日』が、911疑惑説の連載を始めていると」言う。内容は、どうやら、田中宇(さかい)著の911類書と似たようなものらしい。それでも結構、大いに疑うべし。最後には、必ずや、皆が、わが新著に到達するであろう。