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うんざり

2002/11/21 川崎、50代

「除名に到った経過はともかく、今の兵本氏の言動を見れば処分は正しかったと強く思う。反動勢力のイヌにしかなっていない。」

 党員欄にある、20代の青年氏の意見。
 かならずこういうのがでてくると思っていた。
 「除名に至った経過はともかとして」ー兵本氏の除名の中身は問題にせず、すでに過去のものとして横に置き、現在の彼は何を言っているかー、それが問題だという言い方。
 そして、彼の反共産党攻撃は反動勢力のイヌにしかなっていないー。

 いつもいつも、決まりきった言い方ー、うんざりである。
 党に不都合の人間はことごとく排除し、アナクロニズムの「査問」を行う。
 手足をもいでおきながら、別のメディアから発言すると「みたことか、やはり党は正しかった」という。
 党から排除されたら、反省悔悟し、おとなしく黙っていればいいー、というのだろう。

 「除名に至った経過」-これがまず問題ではないか。
 彼の正当性は、拉致事件が顕在化してはっきりしたのではないですか。
 党の並べている除名理由は、笑止千万。
 小学生でもくびをかしげたくなる。
 党側からばかり身をぴったりくっ付けてみていれば、常識的な市民感覚がなくなってしまうものか。
 うんざりである。