「除名に到った経過はともかく、今の兵本氏の言動を見れば処分は正しかったと強く思う。反動勢力のイヌにしかなっていない。」
党員欄にある、20代の青年氏の意見。
かならずこういうのがでてくると思っていた。
「除名に至った経過はともかとして」ー兵本氏の除名の中身は問題にせず、すでに過去のものとして横に置き、現在の彼は何を言っているかー、それが問題だという言い方。
そして、彼の反共産党攻撃は反動勢力のイヌにしかなっていないー。
いつもいつも、決まりきった言い方ー、うんざりである。
党に不都合の人間はことごとく排除し、アナクロニズムの「査問」を行う。
手足をもいでおきながら、別のメディアから発言すると「みたことか、やはり党は正しかった」という。
党から排除されたら、反省悔悟し、おとなしく黙っていればいいー、というのだろう。
「除名に至った経過」-これがまず問題ではないか。
彼の正当性は、拉致事件が顕在化してはっきりしたのではないですか。
党の並べている除名理由は、笑止千万。
小学生でもくびをかしげたくなる。
党側からばかり身をぴったりくっ付けてみていれば、常識的な市民感覚がなくなってしまうものか。
うんざりである。