この間、北朝鮮問題に関連し、社民党の田嶋陽子さんが離党し、大渕絹子さんの離党も時間の問題だと思いますが、共産党にこのような気概のある議員はいないのでしょうか(無所属で議員を続けることの是非は別として)。
ありえません! 共産党は公明党と同じく組織政党であり、組織の力で議員になったわけですから。要するに、両党の議員はサラリーマンであって党と言う「会社」に楯突くなんてことは論外です。
自民党や民主党の方は、個人商店の集まりですから、離党も簡単です。
共産党議員が離党して独自に政治活動を始める可能性が、唯一ありえるとしたら、選挙区選出の議員の選挙の際の実働部隊である地方議員・地方組織が中央に楯突いて、分派組織(嫌な言葉だ)を作ることによって議員を支えるといった状況下でしかありえません。
結局、現代における政党のありかたに関わってくる問題だと思います。一方、個人商店の寄り合い所帯の自民党や民主党は議員の言っていることのどこまでが個人の意見で、どこまでが党の方針なのか分かりにくいといった問題もありますよね。
難しい問題ですがいわゆる”民主集中制”は、言葉のTRICKだとは思います。