刑務所の内部でどのようなことが行なわれているのか。日本的野蛮や密室での実体がやっと表に出てきた。
暴行の証拠を隠すために、袋や毛布をかぶせての暴行なり、けがが癒えるまで面会をさせないとか、まさに密室を良いことにして暴行のやりたい放題である。
これが法規の責任行政局である法務省の直接部署で行なわれている。しかもこの性格たるや戦前の天皇制の非民主的な体制のままである。これが戦後民主化の1つの真実であり意味であると理解する。
戦前の特高による党員への暴行(とりわけ宮本顕治さん)が、15~20年前に赤旗で大々的に取り上げられたことを記憶している。
ところが、今回の名古屋刑務所の刑務官による日常的な集団暴行への扱いにおいては、赤旗のサイトでの9日付けまでをみるかぎりでは、そこでは取り上げてもいないようである。
この格差と党の精神をどのように考えたら良いものか。