1970年に世界ではじめて議会主義により社会主義政権が誕生した。無論、チリのアジェンデ政権のことである。その悲劇的な末路は、どなたもご存知であろう。軍部のクーデターにより政権は打倒された。不破議長はレーニンの「国家と革命」の誤りを指摘して、マルクス・エンゲルスは議会主義・平和革命の可能性を示唆していたがレーニンの時代にはまだ読まれていなかったので、そこにレーニンの誤りがあったという趣旨のことを述べている。
しかし、チリの教訓は武装したプロレタリアが資本家の暴力装置を解体することなしに革命は維持できないことを教えている。
正しいのはレーニンで間違っているのが不破議長ではないか?