赤旗12月21日付けの党活動のページに掲載された,尾中東京都世田谷地区副委員長とのインタビュー記事を興味深く読みました。
労働運動担当以外の地区常任委員会が、職場支部の支部長の顔と名前が一致しない状況だったとか、「がんばれ」といいに言ったら、「じゃまするな」とか「何しにきた」とか言われたとか、リアルな話が紹介されているからです。それで、毎日職場支部に顔を出し、支部会議全てにも出席するようにして、400回目まで数えてあとはわからなくなったそうです。
こういう努力は貴重で、私のように言いたいことだけ言っている輩からすれば、皮肉ぬきに、頭が下がる重いです。しかし、私が思うのは、この記事が私が党員であった20数年前に掲載されていたものであったとしても、何ら不思議ではない感じがすることです。20年前に今の改善がなされていたら、世田谷区議会の共産党の議席は今どのくらいだったのでしょう。
それと、20年の遅れを例えば2ヶ月で取り戻そうとすれば絶対破綻しますよね。赤旗のこの欄は、今成績のいい組織だけが紹介されます。過去20年間で最も成績のよい組織を紹介してくれないでしょうかね。