「鎌倉太郎さん」が反論すべきところですが、余りにひどい内容 なので厳しく反論したいと思う。
1.拉致問題の事実に関して
「日本が歴史を清算せず、朝鮮に敵対しつづけたために、自衛の ために朝鮮が特殊作戦を行わざるを得なくなったからです」
こんなひどい主張(内容)は初めてお目にかかった。自衛のために特殊作戦(拉致)を行ったとは笑止千番。
・日本に不法侵入を続けたのは北朝鮮。脱北者の生の証言が無数にある。日本から、北朝鮮に侵入したことはない。
・侵入目的は、拉致、覚醒剤密輸、不正送金。奄美沖の不審船引き上げ事件で物証もでた。しかも「金正日委員長」がこれ等の事実を認め、謝罪した。
・「金正日委員長」が罪を認め謝罪したのに、貴方はそれは違うといっている。いいかげんに事実を事実として認めよと言いたい。
・こんな無茶苦茶に認識は、「在日」の方々大半は無関係と祈りたい。
2. 日本人拉致の原因
「日本が歴史を清算し、朝鮮と正常な国交を結んでいれば、日本人拉致は起こらなかったのです」この主張も無茶苦茶だ。
・国交がないことと、「拉致」は次元の違う事。
・国交があるに越したことはないが、不幸にして国交がない事もあり得る。現に中華民国(台湾)とは、国交がないが、台湾の人々が、拉致を引き起こしたり、不法行為を公然と行っている事などない。
・「国交がない不正常な関係が日本人拉致事件を引き起こした」 となると、不正常な関係だったので、不審船で不法入国した、麻薬を持ち込んだ、ニセ札を持ち込んだとなる。つまり、不正 常な関係を理由に、一切の無法がまかりとおることになる。こんな理屈は通用しない。
・もし、そうだとすると、正常化/国交回復の条件は、「日本に対する一切の無法」を今後、一切やらないと宣言し、それを事実で示し、世界が認めること。それしかない。
・残念ながら、北の数々の「無法疑惑」が払拭されていないのが現状である。つまり、北朝鮮は依然、世界から信用されていないのだ。