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Hegelさんと逆の感想

2002/12/24 三分の理、60代以上、無職

 12/21の党活動版を読んでの感想が載っていたが、私は逆の感想を持ちました。
 「職場環境、労働条件の悪化が見えてきました」だって、私が三十数年前職場支部で活動していた時から既にあったんですよ、何を今更と云いたい。
 去年の9月から職場支部訪問を始めた意図は、党勢拡大の活動に職場支部からもっと参加して貰いたい、成果をもっと挙げて貰いからなんでしょう。
 ところで共産党の職場支部の活動に於ける最優先課題とは何でしょう。
 具体的な例を挙げてみましょう、此処に1人の共産党員が居りました、業種は同じだが会社を異にする労働者支部に属していたが職場ではただ1人の党員であった。
 自分は共産党員として何をすべきか考えた、支部会議では地区委員はじめ先輩党員の発言は殆ど「党勢拡大」についてだった、しかしその人はまず自分の職場のことを考えて見た、劣悪な労働条件、独裁的な経営者、やるべき事は「労働組合」を作る事だ、そう思いました、職場で仕事上の信頼関係は良好と云っても良い状況にはなっていました、一人一人との話合いから始めたのです、組合結成、経営者の攻撃、不当解雇裁判闘争、勿論その闘いには多くの労働者、党員の力強い協力、援助がありました、その闘いの中でその人は共産党の存在を伝え、機関誌を勧め、何人かを党員として迎えました、今でも交流は続いています。
 こう云うのが労働者党員、職場支部の党活動の本来の、真の任務ではないでしょうか。
 しかしいまもって共産党の支部活動は党勢拡大なんですね、我支部は「水道料金値上げ反対」の活動をしました、その中で機関誌を○○部拡大しました、で値上げ撤回なのか値上げ幅縮小なのか、値上げされたのかは見当たらないんです。
 地区委員や議員と一緒に機関紙拡大活動をしても、読売新聞の拡販活動と同じで、一ヶ月でも二ヶ月でも良いからと云う経験もしました。