先日の赤旗日刊紙の「国民運動欄」に国鉄闘争に関する記事が掲載されていた。
記事を一読してなんとも言いがたい不快感におそわれた。これは一言でいって、共産党中央の自己保身と自己正当化(合理化)の論理が貫徹されたおよそ「報道」と呼ぶに価しないシロモノである。
まず、記事全体の基調がまるで「評論家」的で、国鉄闘争や国労、その闘争団に対して共産党中央がまるでまったくの部外者で、善意の第三者であるかのような調子で書かれているのである。冗談ではない!一体この間、共産党は国鉄闘争にいかに反階級的・犯罪的に敵対してきたのか!自らの胸に手を当ててよく考えてみよ!
すでに「さざ波」や「がんばれ闘争団」のhpなどでも明らかにされている通り、共産党中央や革同などの国労内共産党勢力は、もっとも確信犯的に4党合意を推進、いや強行してきたではないか!社民系「チャレンジ」グループとならんで最も4党合意路線を強硬に押し進めたではないか!そういった自らの過去に完全に背を向け、毒にも薬にもならないような一般論的な主張らしきものをもっともらしく「赤旗」に掲載し、国鉄闘争関係者や何も知らない赤旗読者をこれからも欺き続けるのか!代々木大本営発表粉砕!ダラ幹党官僚糾弾!まじめな国労組合員や家族・関係者および党中央に言いなりにならない誠実な共産党員・民青同盟員、そして全労連系労組の組合員や民商などの共産党系大衆団体の多数の構成員が強力に団結して党中央とその言いなり派を乗り越え、国鉄闘争完全勝利のためにたたかいぬこう!