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一般投稿欄

社会主義・共産主義のことはあまり詳しくありませんが

2002/12/11 長生き爺、20代、学生

 最近マルクス関係の話を大学でよくきくのでその辺の中途半端な知識で書きます。基本的に私は共産党員でもなければ共産主義シンパでもありません。
 共産主義というとよく私的財産制の廃止だとか生産力の公有化(社会化)とかいうことが叫ばれますが、マルクスの掲げたマルクス主義というのは実践の中から社会に必要な制度を作り出していくというものだそうです。(このへんは特にテキトーな知識ですが)
 で、マルクス主義者・共産主義者がよく言上記の事柄はマルクスに言わせれば国家の経済状況が極めて悪い時のことなんだそうですね。なぜみんなで物を分け合うということが必要になるかというとそうしないと国民の数が減ってしまうからです。減るとどうなるか? 敵に攻められたときに戦う人間が減ってしまいますね。ってことだそうです。そういう当時の社会状況(国家間の取り決めが発達していなくて弱肉強食の世界)があったからこそマルクスはその社会状況にあわせて上記の理論を打ち立てたのではないでしょうか?
 うちの大学の教授の話では国家の基盤が成長・安定してくれば生産手段の社会化の次段階として余剰資本をより力のある者へ回して国家の成長を図るのだそうです。これだと国民は皆平等とはいきませんよね。
 平等っていうのは何か素晴らしいものだと思われがちですけど、いや、確かに悪いものでは断じてないし日本に置いてはそれを目指すのが政府の使命であるべきだと思うのだけれども、それに傾きすぎるとだめだってのは過去の共産圏の国々が示してますよね。競争もないと人間だめになる。でもそれも傾きすぎると今度は貧富の差って問題が出てくる。これもまた真理だと思うんですけど。ナントカ主義と名の付くものって考え方が極端なのが多いじゃないですか。それぞれの理論には社会に役立つものが必ず含まれてるはずですよ。だってみんな誰かが社会の現象を解き明かそうって一生をかけて考えたものなんですから。それをツールとして使わせてもらって現在の社会をよくしようって立ち方はなしですか?
 テキトーでしたけどこんな感じで。