少し気になったので横からレスさせていただきます。確かに「労働条件の改善など失業者には関係ない」という主張は、終身雇用の中で生きておられる方々には過激で反動的に思えるかもしれません。実際、こんな趣旨の投稿は「しんぶん赤旗」なら無視されるでしょう。しかし「サービス残業が無くなれば雇用が増える」という主張は、あまりに甘すぎる、経営者の心理など何も分からない方の呑気な主張と思います。いったい、わざわざ残業分の労働をカバーするために新規の正社員など雇うでしょうか? 社会保険関連の費用を考えただけでも、ナンセンスです。おそらく残業代を払って仕事をさせるか、最低賃金レベルで使えるアルバイトで凌ぐことになるでしょう。今や、中小企業の経営者が必死になっているのは、いかにして「正社員をパート社員に置きかえるか」とか「社会保険に加入している社員をどうやって減らすか」という点です。私の知っている経営者の一人は「国内では正社員ゼロを目指す。そうしなければ外国の会社に勝てない。特に残酷な考え方ではなく、みなそう考えている」と言っています。もう少し生産現場の実態を踏まえて、議論なり提案をしなければ、この・・・(文字化け)・・・。
最後に付け加えますが、私は特定の投稿者を批判する目的でレスしているのではありません。この「掲示板」に参加され、真剣に政治を考えているみなさんに、よおり建設的な発言を期待するがためです。