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志位新春ざっくばらん対談を読んで

2003/1/1 知(ちから)、40代、団体職員

 感想として、「自立」「自主」という言葉がキーワードになっていると思いました。本当に、県委員会とか、地区委員会の諸君が、自立、自主の判断力を持って、今年は、対処していただきたいと思います。
 現在の共産党は、私の見るところ、一杯飲んで゜は、党中央のことを、それなりに批判している人たちばっかりです。そして、現に共産党の配達なり集金を支えている人たちも、そういった人であることが事実です。私は、「平均的な共産党員は、批判分子」だと思っています。これは、世の中に批判的だからこそ、共産党員をしているのであって、もともと批判精神が強いのであるから、党機関にたいしてだけ、寛容であるということは、ないからです。
 これを、「学習が足りない」と見たり、「気概に欠ける」とみたり、「意識が低い」とみたりするか、ありのままの姿として、いったんは、受け入れた方針を提起するかでは、かなり違った党運営になると思います。
 具体的に言えば、さざ波通信からでも良いから、共産党のホームページに異論・反論として、部分的に収録したらよいと思います。
 いま、本当にみんなが「革命的な気概」に燃えいると思っているのでしょうか。まだまた、少数で残念とおもっているのでしょうか。多数にはなりません。現に、しんぶん赤旗が描く、党員像がなんと薄っぺらなことか。じゃあ、ぐだぐだ言っている人が、理想的な党員であるとでもいうのか、という人がいるかもしれませんが、そういう人こそが、「理想的な党員」です。現に辛くも、党にとどまって、党を支え、運営している人は、そういった人たちです。違うというならば、それは、あなたには、そういった面を努力して見せていないからなのです。
 それを、わかっていないと、高度に発達した資本主義国の党として、党員から今後、きびしい批判にさらされることになると思います。もっと、人間臭く、迷っている党員を肯定しないと、裾は広がりませんし、頂きを高くすることはも不可能であります。