私が、党員のさざ波への投稿は党規約に照らして「非合法」かもしれないが、JCPWへの投稿は「合法」である、という趣旨の発言をしたことに対して、知さんから質問がありました。
さざ波への投稿が党規約に照らして「非合法」かどうか、という点については、党規約とその解説を本屋から取り寄せ中であり、私が党に在籍した当時の党規約と比較検討しながら、よく考えてみたいと思っています。私のいた頃(12回党大会ごろ)の党規約に照らせば、さざ波編集部にいる党員の方がその実名を党中央に明らかにしていない、ということが、即、党規約違反であり、明確な分派活動であり、党として容認できない活動になります.したがって、個々の党員がここに投稿することは分派活動を容認することになり、それも許される活動にはならない、ということになります。
しかし、現規約をインターネット上でざっと読んだ限りでは、当時の規約とだいぶ変わったなという印象を受けました。
以上書いたことは、ただ党規約に照らしてどうなのか、という問題であり、このさざ波を運営されていることにたいしては、私自身は言葉に尽くせぬ敬意を抱いています. 党の外部にいる私が党規約に拘束されないことはいうまでもないことですし、また、さざ波編集部が党の内部でこの活動を続けていることについて、無責任な発言をするべきものではないと思っています。ただ、以前少し無責任な発言をしてしまいましたが、なにも党に残らなくても、世の中をよくするためにできることはたくさんある、という考えは変っていません。
ここに現に投稿されている党員の方がどうされるかは、それはご本人の問題ですが、私としては交流を続けたいし、まあ、プライバシーの範疇だから、上の人にとやかく言われる筋合いのものではないかもしれませんね。
ところで、JCPWは、運営者が党の外部のものである、ことを公言しているので、なにも問題がないと思います。むしろ、党に対する誤解があれば、それに直ちに反応するのは、党員の義務ではないでしょうか。誤解に基づく批判は、真の批判の妨げになりますから。
なお、私も発言をさせていただいた、「公明党批判の問題」および「サービス残業」の問題は、抽象論の域を脱してしまい、私の出る幕ではなくなったようです. ヘーゲルに関する次の投稿の準備に専念したいと思っています。(勉強すればするほど難しくなる)JCPWにおける経済学の議論も面白いですが。 Kantさんは、哲学にも興味をおもちなのでしょうか。