北朝鮮との国交正常化問題は暗礁に乗り上げたままですが共産党は北朝鮮は無法の国だからこそ対話のパイプは必要だとといっていますがこれについて疑問があります。北朝鮮はすでに承知のとおり工作員を送り込んで日本人を多数拉致し、また核開発疑惑が急浮上しておりまた覚せい剤等の密輸等日本に対し極めて大きな害をもたらしており、その国内でも公然と先軍政治と言うほど異常な独裁政治で日本人妻等も迫害されています。このような政権に対し国交正常化だなどといっていていいのか。これと対照的にかつて韓国が朴政権や全政権だった時共産党や当時の社会党は韓国が軍事独裁政権であり、金大中事件や韓国内の民主勢力への弾圧等を理由に韓国との関係を断絶しろといっていた。確かに朴政権や全政権は独裁政権だったがそれでも今の北朝鮮に比べればはるかにましだ。共産党や社会党は当時「韓国は無法な国だが対話のパイプや関係は必要だ。」などとは一言も言わなかったのに当時の韓国よりはるかに独裁的な北朝鮮に対してはこうも好意的な態度は矛盾しており、理解に苦しむ。