配達部数が減ったなぁー、と改めて愕然とする近頃である。これについては、佐々木対ムネオの前後で見てみるのが分かりやすいであろう。
悪漢ムネオ弾劾前の部数減は、不況の影響が大きかった、といえる。義理で購読していた中小企業、中でも電気工事やさんといった建設関係が、購読を止めていった。また、永年の共産党員であった(ある?)ご老人たちも、購読をやめた。
「ムネオハウス」語が飛び交うことで、部数もやや伸びた。論戦が面白いと、部数が伸びる。が、この場合でも、もとの購読者が復活してきたのであった。
ムネオの後、拉致問題が国民的関心を集めている。が、穀田発言は、問題を小泉外交に”○投げしているせいか、紙面が面白くない。なるほど、反戦報道は、他紙よりも圧倒的に多い。この点は素敵だ。が、管代表が吠えていたように、不審船をどうするのか、という身近”有事論”が紙面にない。医療費増加反対報道にも力が入っている。が、医者にかからないようにするべく、代替医療の報道が皆無だ。景気の問題の中心は、サパちゃんじゃないが、”職よこせ”にある。
「潮流」は、素敵で、他紙の同コラムを圧倒する。センスも中身もいい。分かりやすい。「主張」も「潮流」調であって欲しい。
ともあれ、選挙が近い。平和論では、身近な拉致-不審船問題もしっかり取り上げる、景気対策では、言葉に取り込まれないで、職よこせを声高にかきたてるべきだ。こうして、部数を伸ばそうよ。