共産党の支部では、結構拒否権が発動されています。私の女房は、引っ越したばかりのころ「病弱ですが、活動に加えてほしい」と訴えたが、病気が直ってからにしてくださいといって拒否されたことがあります。(うそのような本当の話)。
では、どのような人が即戦力として期待されているのでしょうか。それは、黙って、おとなしく、新聞やチラシを率先して配ってくれる人でしょうか。間違っても、マルクスやレーニンを持ち出して、こむづかしい論争をいどむようなことは、歓迎されないでしょう。これを「新聞屋に入ってボルシェビキ」状態といいます。
このように共産党の組織は、多様なので、「期待される即戦力としての人間像」は、かなりあいまいのような気がします。鮮明だと、それにふさわしい人の拡大が一定進むような気がするのですが。