知(ちから)さん、Hegelさんが公明党批判について投稿していますが、私の考えも知(ちから)さんに近いものです。確かに火の粉は振り払わなくてはいけませんが、程度の問題です。共産党の主要敵は、あくまで自民党=権力であり、その補完勢力ではありません。どうも昔から党は、直接攻撃してくる相手(手先)と真っ向から立ち向かうところがあり、それが却って支持を失っていることに気がつかない面があります。それは30年以上前の学生運動で、大学当局への攻撃よりも全共闘攻撃を激しく行ったため、却ってノンポリ学生の支持を失ったのに似ています。正直言って、公明党批判のビラなど普通の人が見たいと思いますか。共産党批判のビラだと反共主義者は、公明党のものでも、ある程度は賛同するでしょう。しかし公明党批判ビラで、反創価学会の人のどれほどが、共産党支持になるでしょうか。この差が中間選挙で公明党は議席を増やし、共産党は減らした原因ではないでしょうか。(批判合戦は、結局共産党の支持を減らすだけとの公明党の術中にはまったとも言えますが)
またこうした運動は普通の人からみれば泥仕合でしかなく、いかに説明しても納得させられるものではありません。さらに党員にも不毛の活動を強いることになります。北朝鮮問題の赤旗号外が、公明党からの批判に対する反論の形をとっていましたが、これも反論という形ではなく、党の主張を前面に出して主張した方が、より多くの支持を集められたのではなかったでしょうか。
党中央は、もう少し冷静になって軽くあしらう程度か、まった無視する方が、党勢拡大につながると思います。